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【名古屋城】豪華すぎる本丸御殿の襖絵を公開!見学料金無料で待ち時間なし|復元完成時期は平成30年

 

名古屋城の本丸御殿は、武家風書院造で京都の二条城と同じく国宝に指定されていましたが、 1945年の空襲で一度焼失しました。

 

しかし、史料が豊富に遺されていたため、2009年に復元計画がスタートし、2013年から一部公開が始まりました。最終的な復元完成は2018年、今年です。

 

そんな復元ほやほやのゴージャスな本丸御殿を見学しました。金色豪華絢爛なふすまにご注目です。名古屋城本丸御殿をちょっぴり楽しむコツをお伝えします!

 

 

表二之門から本丸へ入りましょう

名古屋城入場券500円を支払うと、城内へ入ることができます。表二之門が本丸御殿に近い門ですので、ここから中へ入りましょう。

 

 

表二之門は重要文化財に指定されています。

本丸南側にあり、鉄板張りとし、用材は木割りが太く堅固に造られています。袖堀は土堀で、鉄砲狭間を開いています。

 

▲ 本丸御殿の屋根から覗く天守閣

 

表二之門から入るとすぐに車寄があり、本丸御殿の入り口があります。

 

本丸御殿の見学は無料!飲食、フラッシュ撮影、文房具禁止に注意!

本丸御殿は見学無料です。名古屋城の入場券500円以外に料金はかかりません。入り口の係の人の誘導に従って、中へ入りましょう。

 

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待ち時間も大してかからない 

人は全然並んでいませんでした。本丸御殿が初公開された日には、長蛇の列だったかもしれませんが、現在では待ち時間はありません。

 

確かに多くの人が見学に訪れているのですが、スムーズにどんどん人が流れていくため、待ち時間が発生することはあまりなさそうでした。

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見学ルールが細かいのできちんと守りましょう

写真撮影自体は自由ですが、フラッシュ撮影は禁止です。フラッシュを焚くと、即座にスタッフが飛んでくるので、注意しましょう。

 

スーツケース等、大きな荷物は下駄箱にあるフロントで預けます(無料)大きめなリュックは前に抱えるようにお願いされます。

 

また、飲食はもちろん、ボールペンなどの文房具を出すことも禁止です。大切な文化財ですから、汚れないようにかなり気を使われているんですね。

 

本丸御殿音声案内ガイド貸出は有料

本丸御殿には音声ガイドの貸出もあります。こちらは1回100円の有料です。

 

名古屋城本丸御殿とは

名古屋城本丸御殿は、初代尾張藩主の住居・政庁として使用するため、慶長20年、徳川家康により建てられました。

 

昭和5年には天守と共に国宝に指定され、名建築として知られていましたが、昭和20年の空襲により焼失しました。

 

▲ 復元された名古屋城天守閣

 

戦後の復興に伴い、天守閣は昭和34年に多くの市民の熱意に支えられ再建されましたが、本丸御殿は長年の間、その復元が待ち望まれていました。

 

天守閣は割とすぐに復元されたのですが、本丸御殿は長らく復元されないまま放置されていました。これがようやく2009年に復元工事が開始され、2013年から復元完成部分の公開が徐々に始まったんですね。

 

復元は簡単には出来ないものですし、なんとなくで放置されてしまっていたようです。復元の完成時期は、2018年予定です。

 

それではさっそく、本丸御殿内部の金キラ襖絵をご覧いただきましょう。豪華すぎて、ビックリするかもしれません!

 

名古屋城本丸御殿の襖絵を見学!豪華絢爛なデザインに目を奪われます

ふすま絵はもちろん、床や天井にも特徴があるので、そちらにも注目しながら見学していきましょう。

 

玄関

本丸御殿を訪れた人がまず通され、取次を待つ建物です。玄関といえども、一之間(18畳)・二之間(28畳)の2部屋からなっており、一之間には(とこ)もあります。

 

四周の壁や襖には、来訪者を威圧するような勇猛な虎や豹が描かれています。 

 

 

勇ましいの絵が訪問者を迎えてくれます。天井は竿縁(さおぶち)天井になっています。

 

 

表書院

正規の謁見に用いられた広大な建物です。上段之間(15畳)、一之間(24畳半)、二之間(24畳半)、三之間(39畳)、納戸之間(24畳)の5部屋からなり、江戸時代には大広間と呼ばれていました。

 

 

対面所

藩主と身内や家臣との私的な対面や宴席に用いられた建物です。

 

上段之間(18畳)、次之間(18畳)、納戸一之間(24畳)、納戸二之間(24畳)の4部屋があり、上段之間次之間には、京都と和歌山の名所が、多くの人物とともに描かれています。

 

 

▲次之間(和歌山が描かれている)

 

対面所の内、次之間和歌山をテーマに描かれています。紀三井寺きみいでら玉津島たまつしま神社、和歌浦わかのうら天満宮など、公家の一行や塩づくりの人々、城下町の賑わいを表現していることが読み取れます。

 

和歌山は初代藩主、義直の正室「春姫」の故郷という関連性があります。襖絵から、描かれたスポットを探してみるのも楽しそうですね。

 

▲ 上段之間(京都が描かれている)

 

大きな押絵(写真左)は、愛宕山あたごやまを描いたものです。よく見ると、多くの人が行きかう様子が表現されていますね。見所満載です。

 

上段之間は、京都をテーマに描かれた間で、愛宕山あたごやま上賀茂かみがも神社、吉田神社、そして賀茂競馬かもくらべうまや田植えなどの、人々の生き生きとした姿を見ることができます。

 

全て徳川家にゆかりのあるスポットばかりですね。

 

そして、上段之間ではぜひ天井にも注目してください。

 

▲ 上段之間の天井

 

対面所の天井は、格天井ごうてんじょうという珍しい作りです。

 

格天井は、格縁と呼ばれる部材で格子を作り、格子の間に正方形の板を張ったものや、格天井の格縁を「亀の尾(支輪しりん)」と呼ばれる曲げ物にして折り上げた「折上げ天井」があります。

 

対面所では格縁が黒漆塗くろうるしぬりで、天井板には金箔を押しており、上段之間では折り上げ天井の中央部分をさらに亀の尾(支輪)を設けて一段折上げた二十折上げ小組格天井にじゅうおりあげこっぐみごうてんじょうという豪華な天井となっています。

 

下御前所 

長囲炉裏が備えられており、料理の配膳や温め直しのための建物だと考えられています。天井には煙だしがあります。

 

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名古屋城本丸御殿のお土産には金キラクリアファイル 

さて、豪華な襖絵はいかがだったでしょうか。本丸御殿を出て、天守閣へ向かう途中にお土産ショップがあります。

  

▲ 名古屋城本丸御殿クリアファイル 

 

お土産には、襖絵の雰囲気を生かしたクリアファイルが人気なようです。襖絵に書かれていた勇猛な虎たちが、ポップにデザインされています(笑)

 

以上、名古屋城本丸御殿の特集でした。