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豊かですよ!

日本っぽいものが大好きなんだっ!

本気じゃなかったなんて許さないッ!93条心裡留保のお話

 

第5章 契約の有効性

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みなさま、ごきげんよう

深夜の民法講座です

予約投稿に失敗しました(爆)チェック入れるの忘れちゃったテヘペロ

 

 

5-α 心裡留保(93条)

1 意思表示

(1) 意思表示プロセス

 

ア 動機

 

イ 効果意思

 …法によって実現しようとする効果を目指す意思

 

ウ 表示意思

 …効果意思を表示しようとする意識

 

エ 表示行為…効果意思の表現

 

 

意思表示は原則、到達主義(97条1項)です。

 

 

(2) 意思主義、表示主義

 

ア 意思主義

 …行為者の内心を重視。行為者の意思表示に瑕疵などがあったときは、契約を無効・取消しにします(静的安全重視)

 

イ 表示主義

 …行為者の表示を重視。行為者の意思表示に瑕疵などがあっても、契約は有効とします(動的安全重視)

 

 

2 心裡留保(93条)

意思表示の表示者が表示行為に対応する真意のないことを知りながらする単独の意思表示を、心裡留保といいます。

 

(1) 要件

 

① 意思表示が存在する

② 表示上の効果意思と内心的効果意思が符合しない

③ 表意者が自分でそのことを知っている

 

(2) 効果

心裡留保による意思表示は、原則、有効です。

ただし、「相手方が表意者の真意を知」っていたとき(悪意)、または、その真意を「知ることができ」たとき(有過失)は、無効となります。

 

※ 悪意有過失は、無効主張する側に立証責任がある。

 

心裡留保した本人が、その効果の無効を主張して契約の拘束力から免れるためには、心裡留保であったという事実と、相手方当事者の悪意有過失両方を主張立証しなければならないことになります。大変。

 

Q 93条には94条2項のような第三者保護規定がないけど…?

93条ただし書によって無効となった場合、目的物が不動産であれば94条2項の類推適用動産であれば192条の類推適用をして第三者保護を図る。

 

身分行為については、当事者の真意を尊重してあげたほうがいいので、心裡留保であっても、常に無効にしてくれます

 

 

おわり

▼次回は、虚偽表示です。

 

( ◠‿◠ )☛