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努力を散々やりきった先にそびえたつ強烈な壁が才能 【ReLIFE1期を観た感想】~よいリライフ生活を~

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ReLife1期を観たんだぜ! 

みなさま、ごきげんよう

ReLIFE 1期」

アマゾンビデオで観ました。 

 

27歳無職が高校生を1年間やる、という謎設定なので、ただの現実味の無い甘ずっぱい青春ものかな~~~と思っていたんですが、ちょいちょい考えさせられるアニメでした

 

ふいにグサグサと刺さってきたり、ちょこっと考えさせられたり、心の古傷がその存在を主張してきたり・・

 

 

アニメの内容を要約して載せてまとめる、というめんどくさいことは特にしていないので、完全なネタバレ記事とは全然違うのですが、

 

「~~~」というセリフがあって、こう考えた、とか、

こんなシーンがあって、こう思った。

 

という具合には書いているので、あとで観ようと思っていて、「ネタバレは絶対いやだ」、という方は見ない方がいいです。

 

 

~~ネタバレ絶対に嫌な方は、ここでブラウザバック☆~~~~~~~

 

 

 

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主人公の設定がなんか親近感湧いちゃう

 

大学院卒、27歳、

新卒で就職した会社を、3か月で辞める。

 

アニメの主人公は男性ですので、女の私とは悲壮感の度合いが違うとは思いますけど、いろいろと大変そうだなと感じます。

 

そして、現実世界にはこんな人、しぬほどたくさんいます。

全然珍しくもなんともない。妙にリアルな設定です。

 

 

キタナイオトナ。

「新卒3か月で会社を辞めた」という言葉の表面からは、「ゆとり乙」って感じがしてしまいます。

でも、理由がありました。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

新人指導係で主人公についていてくれた上司が、すっごく仕事のできちゃう人でした。

その上司は、始めはライバルとして切磋琢磨していたはずの仲間から次第に妬まれていってしまって、かつての仲間たちから、嫌がらせを受けるようになっていました。

 

正義感の強い主人公は、それをどうにかしようといろいろ動いたようなのですが、それが裏目に出てしまい、嫌がらせは悪化。

 

 

最終的に、その上司は会社内で自殺をしました。

 

その上司の自殺について社長は、

「彼女(主人公の上司)は、会社を愛していただから最後の場所に会社を選んでくれたんだ。みんなも彼女を見習って、愛社精神を持ちなさい

みたいなことを朝礼で言いました。

 

 

主人公は、会社を辞めました。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

まとめると、こんな感じ

営業成績トップで会社のために頑張って利益をもたらしていたのに、何か報われるどころか、嫌がらせを受けるハメに。

 

会社の体質やその同期に対するあてつけで、会社の中でしんだのだと思うんですが、こんな社長の武勇伝みたいに語られてしまっては、胸糞ってやつです。

 

 

どうなんでしょう。こんな理由があっても、”新卒で3年以内に辞めた”っていうだけで、根性がないと言われるのが世の常です。

 

「新卒ですぐに辞めちゃったら、キャリアは終わり」みたいなこと聞いたりしますけれども、

どちらかというと、そんな世の中の方が終わっていると思います。

 

(あと、新卒3年は辞めるな、の「3」年って、何基準なんですかね。誰が決めたんですかね)

 

 

世の中を厳しいモノにしておきたがる人って何なんだろうと思う

 

 

若者に対して「そんなんじゃ世の中、生きていけないよ」

って説教してくれる人生の先輩方は多いと思うんだけど、

 

むしろ「そんな世の中なんて、私は生きてあげないよ」

って思っちゃうことがある

  

 

 

「いくら頑張っても追いつけない、何でもない顔して涼しい顔して、あっさり上を行かれてしまう」 的な発言を聞いた私→「うっわぁ、気持ちが超わかりすぎる」

 

ヒロイン的立場の女の子で、狩生さんっていう子がいるのです。この人、超のつく努力家

 

根性がめっちゃある、

でも才能があるわけじゃない。そんな人。

 

 

部活も勉強も、どっちも努力してるのに、しかも超、めっちゃ、がんばってるのに、どちらも才能のある人に、あっさりころっと負けてしまいました。

 

努力って限界の限界の超限界までやったときに、ほんと痛感させられるんですよね、才能の差、生まれ持ったセンス

 

 

先生や場所や仲間など整えるべき環境をしっかり整え、

費やすべき費用もかけて、

労力も物理的なものだけでなく精神的労力もかけて、

 

自分ができることやれることをすべて全力でやりきった。

もう他にできることは何もない、という地点にまで達した。

 

 

それでも出来なかった。

 

 

そんなときに、それを笑顔でひょいっと出来ちゃう人に遭遇したときの、自分が嫌いになる気持ちというのは、しぬほどよくわかります(笑)

 

 

自分で、「まだこれできたな~あれが足りなかったな~あのときさぼったからかな~」っていうものが、少しでも心に残っている状態だと、絶望しません

 

だって、負けた理由が「努力が足りなかったから」ってなるから。

つまり、転じて「もっと努力をすれば勝てたはず」って思えるので、希望や救いがあるんです

 

でも、限界まで努力してきて、それでもだめだったとき。

このときどうなるかというと、「才能を持って生まれ変わってくる以外に実現する方法が存在しない」と感じます

 

先程の「もっと努力をすれば」の「努力」の部分は、もうやりつくしているからです。

 

 

限界までやりつくしそれでも出来なかったとき、「努力が足りなかった」ではなく、「才能が足りない」と心底感じさせられます。

 

伸びしろは、もうないんです。

それだけいろんなものを費やしたのに結果が出せなかったということは、向いていないということです

その人には、その夢を叶える適性がない、ということです

 

適性の無さを、自ら努力を限界まですることによって、自分で証明してしまったんです。

 

絶望ですね~~

 

 

 

 

「才能のせいにするな」って言う人は、

 

才能の差を痛感するほどの、臨界地点に到達するほどの努力をした経験がない人だ、と私は考えます

 

才能のせいにするな、なんて軽々と言えたもんじゃないです

 

努力を散々やりきった先にそびえたつ強烈な壁が、才能です。

 

 

(そもそも、努力の差で決着がつくような世界と、努力のその先の才能の差で決着がついてしまう世界を、同列に論じるのがいけないような気もするけど……)

 

 

 

「人と比べるなんて意味がない、狩生はちゃんと成長している、結果が出ていないわけじゃないだろう」

と主人公が励ますんですが、これは完全に気休めですね。

 

 

 

 

 

 

何の話だっけ!!!!!

 

 

というわけで、ついつい考えさせられちゃうアニメReLife」。

 

お暇なときにコタツの中で見てください。

 

 

おわれ 

( ◠‿◠ )☛