#旅散らかし

旅系雑記ブログ。全国津々浦々、旅散らかしております。

松島をゆく!雄島の渡月橋と福浦島の福浦橋、霊場の島で朽ちる岩窟を探検する

 

日本三景のひとつ「松島」は宮城県でも人気の観光スポット。遊覧船を楽しむのが定番の松島観光ではありますが、少し足を延ばして「雄島」を探索するのもおすすめなのです。松島の遊覧船乗り場から徒歩数分程度の場所にあります。

 

雄島は、瑞巌寺の奥の院ともいわれている霊地です。徒歩で20分もあれば雄島を一周できます。

 

各地からやって来た、数えきれないくらいの僧侶たちが雄島で祈りをささげてきました。その願いの跡は石碑として残っています。

 

日本三景 松島

 

約260もの島が集まっている松島。島のうつくしい景色を楽しむなら、鉄板の遊覧船クルーズがオススメです。

 

松島遊覧船にはコースが色々あって、それぞれ値段も遊覧時間も異なります。予約が必要なコースもあるので、気になる方は事前に調べてから行きましょう。

雄島の渡月橋「別れ橋」

 

雄島にかかる「渡月橋」は、別名「別れ橋」とも呼ばれます。悪い過去と決別する、悪縁を切る、といわれています。

 

かつての修行僧たちが雄島に入るときに渡月橋を渡り、俗世と縁を切ってきたことがこの由来です。

カップルが渡れば、悪縁かどうかが分かるね(知らん顔)

また、雄島は「松島」の由来になった島ともいわれています。

松島という地名は、京の鳥羽上皇が雄島に松の苗木を送ったことから、名前が付いたと言われています。それがこの一帯に広まり、全体を松島と言うようになったのです。

 

 

 

「頼賢の碑」奥州三古碑のひとつで、国の重要文化財です。頼賢は22年間島を出なかったそうで、見仏上人の再来と騒がれた人物です。没後、弟子が建てた石碑がこの中にあります。

 

 

▲奥の細道の道中で松尾芭蕉は雄島を訪れています。しかし、あまりの感嘆に句を詠めなかったそうです。

 

 

雄島は此岸と彼岸をつなぐ島と考えられていた霊場です。奥州の高野山と呼ばれていました。雄島を歩けば、道のいたる所に残る石碑の多さに驚きます。

 

昔の人が祈りをささげてきた跡が、そこら中に残っているのです。

 

 

 

雄島にある岩窟は、修行僧がのみを使って削って作ったものです。壁を見れば、のみの跡が残っていることに気がつきます。

 

これだけの洞窟をのみだけで彫るのには、途方もない時間と労力と精神力が必要だったはずです。その修行僧はどんな想いで何を祈りながら、のみを進めていったのでしょうか。

福浦島の福浦橋「出会い橋」

 

福浦島は松島海岸の東にある島で、島全体が県立自然植物園の指定を受けています。20~30分程の所要時間で島を一周することができます。福浦島の見どころは、朱塗りの長い「福浦橋」です。別名「出会い橋」とも呼ばれるこの橋は、良縁に出会える橋ともいわれています。雄島の別れ橋で悪縁を切り、福浦島の出会い橋で良縁にめぐり会うわけです。

 

 

▲福浦島には弁天堂があります。カップルでここに訪れると弁天様が嫉妬して別れさせるという都市伝説もあります。

雄島の別れ橋といい、弁天堂といい、惰性で付き合い続けてるカップルは松島旅行を機にお別れした方がいいのかもしれませんね 

 

 

見晴台。松島海岸の島々を見渡すことが出来ます。

 

 

▲沈む夕日も美しいですね。