『旦過の湯』下諏訪の100%源泉かけ流し温泉!温度は47℃熱めの湯!アクセス・駐車場・入浴料金

下諏訪の温泉旦過たんがの湯」へ行ってきました。旦過たんがの湯は激熱湯舟が有名で、口コミを見てみると「熱い」というコメントばかりが並んでいるんですけれども、実際本当に熱いのです。激熱ではない湯舟(通常よりちょっとだけ熱い程度)の露天風呂もありますので、熱い湯舟が無理な人でも大丈夫です。

また、旦過の湯に入ったあとは隣にある「タロウ珈琲弐号店」でクラフトビールをぐいっといくのもおすすめです。風呂上りの生ビールは最高です。

旦過の湯

鎌倉時代、慈雲寺を訪れる修行僧のために建てられた、旦過寮の浴場。700年の歴史ある源泉で温度は高く、切り傷に良く効いたと伝えられ昔戦いで傷ついた武士が良く入浴した。敷地内にある日本の源泉を混合した、加水も加温もされていない源泉100%のかけ流し温泉。

旦過の湯は、下諏訪の湯田坂にあります。私はこの「秋宮⇔春宮」の間の散歩道が、諏訪の中で一番好きです。このあたりは有名観光本にはあんまり載っていないため、観光客の人はそこまでいないのですが、あの雰囲気を味わずに下諏訪を去ったらもったいないです。

仕組まれたビジネス的な旅行やツアーではなくて、地元の温泉や小さいお店を訪ねて、そこに住んでいる人と会話して…そういう「旅」でこそ癒される人もいるんじゃないのかなというのが個人の感想です。

旦過の湯の由来に関係している慈雲寺は、旦過の湯の近くの高台にあります。御朱印も頂いてきました。距離的には近いのですが、坂道が辛いので私はレンタサイクルを利用して楽して行きました。旦過の湯と一緒に慈雲寺も参拝する予定の人は、こちらの記事も見ておくと役立ちます。

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旦過の湯は激熱で、湯舟の温度は47℃です。激熱マニアにとってはこんなの全然熱くないって言われてしまうかもしれませんが、一般人にとってはかなり熱いので注意してください(たぶん入れません(笑)

事前情報では52℃という噂があったのですが、47℃でした。ともあれ激熱なのは確かです。旦過の湯は湯舟が男女ともに3つずつあります。露天風呂がひとつと内湯(熱めの湯・かなり熱めの湯)が2つです。

  1. 外の露天風呂(入りやすい)
  2. 内湯1(熱めの湯)
  3. 内湯2(激熱の湯)

「露天風呂」について

露天風呂が一番初心者向けです。3つの中で一番温度が低いです。41~42℃くらいかなという体感です。普通の人でも入れます、ゆっくり入れば私は大丈夫でした。

「熱めの湯」について

3つの中で二番目に熱い風呂です。45℃くらいかな?私は熱くてここで既に入れませんでした、耐久力がないのです。足首までで限界でした。

「激熱の湯」について

もっとも熱い風呂で47℃です。挑戦してみて欲しいと思う反面、絶対に無理はしないでください。過去に無理して入浴して、運ばれてしまった人もいたようです。危ないですね。私はこの湯舟の近くを通るだけで、足の裏が熱くて無理でした。

子連れだったら、旦過の湯は熱すぎて向かないと思います。下諏訪には旦過の湯以外にも、「児湯」「新湯」「菅野温泉」などなど温泉はたくさんあるので、そちらをおすすめします。一応、旦過の湯でも露天風呂だったらギリ入れるとは思いますが、それでも全体的に熱い湯舟なので、正直なところお子さんが一緒のときは、なんだかんだで旦過の湯は辞めたほうがいいです。

旦過の湯の温泉設備(シャワー・シャンプーリンス・タオル)

旦過の湯は数年前にリニューアルした温泉で、三湯の中で一番きれいです。ロビーも脱衣所も温泉内もかなり綺麗です。シャンプー・リンスなど石鹸類はありませんので、自分で持参しましょう。忘れた場合は、受付でシャンプーインリンスが100~200円で売ってます。シャワーはついています。

バスタオルのレンタルは200円です。もったいないので出来ればタオルも自分で持ってきましょう。フェイスタオルの販売はありますが、バスタオルはレンタルのみです。

地元民が愛用している銭湯にお邪魔する場合の空気感

旦過の湯に限らず、小さな銭湯だと地元の人が毎日利用しています。挨拶しないといけないというわけではないんですが、地元の人たちの日常空間にお邪魔することになるので、軽く声をかけるようにしています。

入るときは「お邪魔します~」「おはようございます」「こんばんは」で、出るときは「お邪魔しました~」「おやすみなさい」等の声をかけるようにしています。お互い同じ銭湯の利用客にすぎませんので、わざわざかしこまる必要はないですけど、気持ちよく過ごせるに越したことはないですよね。

下諏訪温泉の風呂上がりに八ヶ岳牛乳

▲ ビンの牛乳はなんだか懐かしい雰囲気。コーヒー牛乳もあります。温泉上がりの冷たい牛乳はほんとにおいしい。受付ロビーに自販機があったので購入しました。

下諏訪三湯めぐり

今回「三湯めぐりセット(700円)」を片手に出発しました。儀象堂内の観光案内所、下諏訪駅にある観光案内所などで購入することが出来ます。有効期限は、購入日から2日間ですのでご注意を。「三湯めぐりセット」の特典はこちらです。

  1. 「旦過の湯」「児湯」「新湯」の三湯の入浴が1回ずつ出来る
  2. 児湯の休憩室利用が出来る
  3. フェイスタオル・巾着袋がもらえる

▲各温泉では入浴をすると利用の印としてスタンプが押されます。

旦過の湯の営業情報

  • 住所:長野県諏訪郡下諏訪町3441
  • アクセス:下諏訪駅から徒歩15分
  • 営業時間:5:30~22:00(最終受付21:30)
  • 駐車場:有(無料)
  • 入浴料:230円

▼旦過の湯の隣にある「タロウ珈琲弐号店」もおすすめです。

湯田坂の途中、旦過の湯のお隣には「タロウ珈琲弐号店」があります。坂の途中だけあって、こんな建て方がされています。 お風呂上りにおいしいビールとソーセージをいただいて大満足。

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古民家リノベのお店です。居心地が良くてずっと居られます。ランチ営業もやっているのでまた行きたいところですね。

▼旦過の湯の近くにある「児湯」も知りたい人はこちら

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