山梨の郷土料理といえば「甲州ほうとう」。特にかぼちゃほうとうが定番名物です。煮込みうどんよりももっと太い麺(餅に近い)を大きな鉄鍋でグツグツと煮こんだ料理です。
甲府は武田信玄ゆかりの地で有名、その信玄が野戦の食事でほうとうを食べていたことから、郷土料理として根付き、長らく愛されてきました。
甲州ほうとう小作は地元民の定番食事処
山梨県内に広く10店舗展開している「小作」は、地元の人に愛される郷土料理のレストランです。レストランといっても、外観も内装も和で整えられており、落ち着いた雰囲気でゆっくり食べられます。
この日も来店すると、周りのお客さんは地元の家族連れ、職場仲間といった組み合わせが多く見受けられました。気軽に入りやすいので、軽く立ち寄りたい人におすすめです。
甲府には駅の出口両方に1店舗ずつあります(甲府駅前店、甲府北口駅前店)。
甘みのある南瓜がふんだんに使われたかぼちゃほうとうが名物
小作の特徴は、ほうとうの種類が多いこと。南瓜ほうとう、鴨肉ほうとう、豚肉ほうとう、猪肉ほうとう、熊肉ほうとう等々…ぱっと見で10種類程のほうとうメニューが展開されています。見慣れない猪肉や熊肉ほうとうも気になりますが、ここは定番の南瓜ほうとうを注文。値段はどれもざっくり2000円前後。
しばらくすると、グツグツに煮えたかぼちゃほうとうが到着。たっぷりと野菜がつめこまれています。お味噌で味付けされたトロトロのスープの下には、もちもちで存在感のある太い麺がずっしりと潜んでいます。
熱くて食べづらいのはご愛嬌。
メインのかぼちゃは甘みがあり、しっとりした触感。単にかぼちゃが入っているだけではなくて、スープ全体にかぼちゃの味が染み出していました。
非常にボリュームがあるのでお腹の準備を整えてから来店しましょう。
「小作」甲府北口駅前店 / 営業情報
- 「小作」甲府北口駅前店
- 甲府市北口1-4-11
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