札幌市時計台はなぜ有名なのでしょうか?全国的に歴史の浅い札幌市の中で、歴史的建造物といえば時計台でした。観光名物を作るにあたり、北海道開拓のシンボルとして時計台が候補に上がったのではないかと考えられます。また当時札幌では西洋建築物自体が珍しく、時計台はその中で目立った存在だったこともあいまって、北海道大学内にあった時計台を名所として扱うようになったと思われます。
思ったよりも大したことなくて「がっかり」したと言われがちな札幌時計台ですが、開拓の基盤となったクラーク博士との記念撮影スポットや姉妹時計、充実したお土産スペースなど札幌を満喫できる貴重な場所です。

クラーク博士が構想し、明治11年に建築された「札幌市時計台」は当初「札幌農学校演武場」でした。
館内は、開拓の歴史が学べる展示がてんこ盛りな1階フロアと当時の面影が残る演武場ホールの2階フロアの2階建てです。
- 1階フロアの展示。洋食料理。
- ブルックス着任の晩餐会料理。開拓使時代の食生活が分かる。
- 2階ホールでクラーク博士と記念撮影ができる。「少年よ大志を抱け」の人。
- 明治時代に授業を行っていた講堂。
札幌市時計台 | |
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住所 | 札幌市中央区北1条西2丁目 |
営業時間 | 8時45分~17時10分 ※入館は17時まで |
休館日 | 1月1日〜3日 |
電話番号 | 011-231-0838 |
料金 | 大人200円、高校生以下は無料 |
アクセス | 地下鉄南北線・東豊線さっぽろ駅ならびにJR札幌駅から徒歩約10分 地下鉄南北線・東西線・東豊線大通駅から徒歩約5分 |
駐車場 | なし |