宗像大社三社すべてを巡って、御朱印と御朱印帳を頂いてきました。アクセスや時刻・料金など、自分が行くときに多少迷ったりしたので、ここに全部まとめておきます。
順番にどういう交通手段でいくら払って進んでいったのかを詳細に書いたので、書いてある順に真似して同じように行けば、ラクに巡り切れるはず。
バスは本数がかなり少ないので、移動が不自由になりがち…ということでレンタサイクルを駆使して行くパターンのご紹介になっています。
また、合わせて立ち寄れる宗像のスポットも参考に載せました。
CONTENTS
- 宗像大社の御朱印と御朱印帳について/見開きの頒布は終了!時間と値段
- 宗像大社めぐり!御朱印のもらい方詳細ガイド/アクセスと料金、時刻を順番にまとめ
- 【天神スタートの場合】辺津宮まで直通バス「むなかた号(西鉄特急)」が片道1000円
- 【博多駅スタートの場合】8:38博多駅⇒9:07東郷駅(鹿児島本線)30分
- 東郷駅「日の里口」駐輪場でレンタサイクルむなくる/1日500円
- 東郷駅⇒宗像大社辺津宮/25分(レンタサイクル)
- 辺津宮⇒神湊港渡船ターミナル(レンタサイクル)
- 11:15神湊港⇒12:30大島港/15分/560円(フェリーしおかぜ)
- 大島港でレンタサイクル
- 大島港⇒中津宮/3分程度(レンタサイクル)
- 中津宮⇒沖津宮逢拝所/20分(レンタサイクル)
- 13:00大島港⇒13:25神湊港/25分/560円(フェリーおおしま)
- 神湊港からレンタサイクルで東郷駅まで戻ってくる
宗像大社の御朱印と御朱印帳について/見開きの頒布は終了!時間と値段
最初に、宗像大社「辺津宮」「中津宮」「沖津宮」の御朱印と御朱印帳について、ご紹介します。御朱印の値段は全て各300円です。書置きもあります。
▲宗像大社辺津宮の御朱印。辺津宮でもらえます。頒布場所は拝殿すぐそばの授与所ではありません。入り口付近の「宗像大社祈願殿」の中です。間違えやすいので注意。
▲宗像大社中津宮(右)と沖津宮(左)の御朱印。頒布場所は2つとも、中津宮の授与所です。沖津宮は通常参拝不可ですし、沖津宮逢拝所は無人です。そのため、2つとも中津宮で頒布されています。
▲中津宮の授与所では、中津宮と沖津宮の御朱印に加えて、御嶽神社の御朱印も頒布されています。御嶽神社も大島にあるのですが、こちらも無人です。御嶽神社の御朱印に関しては、書置きのみの頒布で記帳はありません。300円。
以上、宗像大社めぐりでは全部で4種類の御朱印をもらうことができます。
見開きで迫力のある文字がならぶ、宗像大社の御朱印です。https://t.co/Fw4rxCsSBN #御朱印 #福岡 #神社 pic.twitter.com/QEkvR5xtMQ
— 大浦春堂 (@OhuraSyundo) 2015年11月6日
このように以前は、ド迫力の見開き御朱印がありました。宗像大社のオリジナル御朱印帳を購入すると、最初のページに書いてある…という仕様だったのですが、それは現在、一切なくなりました(もっと前は、普通に見開きで記帳していたこともあったようです。もちろんそれも廃止。)
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現在は、宗像大社のオリジナル御朱印帳を購入すると最初のページは上記のようになっています。ただし、こちらは筆書きではなくて全てプリントですので、こだわる方はご注意ください。
▲宗像大社のオリジナル御朱印帳。中津宮にて頒布されていたものは、値段各2300円(朱印代は中津宮と沖津宮込み)です。
イラストレーターの小石川ユキさんがデザインしたもの。かわいらしいデザイン。
▲宗像大社のオリジナル御朱印帳。定番のものです。こちらも中津宮で頒布されていたものです。中津宮と沖津宮の朱印代込みで、各1800円です。
中津宮で頒布している御朱印帳を受けた場合、中津宮と沖津宮の御朱印が既に記帳されていますが、それとは別に、最初のページに「宗像大社」の筆書きがあります。辺津宮で御朱印を押してもらってくださいという趣旨?だと思われます。
各御朱印帳は、辺津宮でも頒布されています。
宗像大社の御朱印の頒布時間は、明記されていません。社務所は9~17時までなので、あまりギリギリで行くのはいけませんけれども、この時間内にお願いすれば問題ないでしょう。
宗像大社めぐり!御朱印のもらい方詳細ガイド/アクセスと料金、時刻を順番にまとめ
▲宗像大社めぐりのアクセスマップ。雑ですけど。
宗像大社の御朱印と御朱印帳についての知識をお伝えしたので、今度はどのように巡っていくのか、実際に筆者が行ってきた御朱印のもらい方を順追っていきます。
最初に観光ルートをざっと箇条書きでまとめておきます。
- 博多駅→鹿児島本線 東郷駅
- 東郷駅 日の里口駐輪場でレンタサイクルを借りる/1日500円
- 東郷駅→辺津宮/25分:レンタサイクル(辺津宮の御朱印をもらう)
- 辺津宮→神湊港/20分:レンタサイクル
- 神湊港→大島港/15~25分/560円:フェリー
- 大島港→中津宮/3分:レンタサイクル(中津宮と沖津宮の御朱印をもらう)
- 中津宮→沖津宮逢拝所/15分:レンタサイクル
※ 1~3を省略し、天神⇔辺津宮の直行バス「むなかた号(1000円)」を利用するのも時刻が合えばアリ。
【天神スタートの場合】辺津宮まで直通バス「むなかた号(西鉄特急)」が片道1000円
引用:http://www.nishitetsu.jp/bus/rosen/munakata.html
私は博多駅スタートだったのと時刻が合わなくて利用しませんでしたが、天神から宗像大社辺津宮までの直通バスが出ています。片道1000円。
辺津宮まで直通バスで行った場合、レンタサイクルは辺津宮近くの「海の道むなかた館」で借りられます(※月曜日休館に注意)
辺津宮以降は、下記と共通です。
【博多駅スタートの場合】8:38博多駅⇒9:07東郷駅(鹿児島本線)30分
▲鹿児島本線。朝の時間帯なので、思ったより混雑していました。途中で座れたけど。
乗車時間は約30分間です。博多駅から東郷駅までは、片道560円。
東郷駅「日の里口」駐輪場でレンタサイクルむなくる/1日500円
▲東郷駅 日の里口。
▲日の里口を出てすぐ左に進むと駐輪場があります。窓口でレンタサイクルが借りられる(1日500円、9:00~16:30まで)。
▲レンタサイクルは全部、電動自転車です。きちんと充電されていて、坂道が多い宗像観光ではかなり助かりました。だいぶラクに周れました。
引用:むなかたレンタサイクル”むなくる” - 宗像観光ガイド
むなくるが借りられる場所は全部で6カ所。各箇所で休館日が異なるので、注意しましょう。特に、月曜日は休館しているところもあります。
東郷駅⇒宗像大社辺津宮/25分(レンタサイクル)
さっそくレンタルした電動自転車で、東郷駅から辺津宮へ向かいます。あんまり頑張って漕いでないペースで、所要時間は25分ほどでした。
▲宗像大社辺津宮の拝殿。
▲宗像大社辺津宮の御朱印は、拝殿の授与所ではなく「祈願殿」でもらいます。
▲辺津宮には「神宝館」があります。有料で大人800円かかりますが、宗像の歴史を学べるスペースになっているので、せっかく来たならぜひ立ち寄りたいところ。
じっくり見ていたら意外と時間がかかってしまい、40分溶けました。男性でありかつ大祭のときに抽選で当選しないと立ち入れない沖津宮の写真が展示されていて、内部の様子を見られるので、おすすめですよ。
時間があれば立ち寄りたいスポット①海の道むなかた館
辺津宮の祈願殿(御朱印をもらうところ)の近くに「海の道むなかた館」があります。沖ノ島を筆頭に、宗像の歴史を映像で学ぶことができます。
時間があれば立ち寄りたいスポット②道の駅むなかた
道の駅むなかたは、辺津宮から神湊港へ向かう途中にあります。名産品やお土産、軽食が買えるスポットです。
▲道の駅むなかたのスタンプ。案内カウンタ―の奥に設置。
時間があれば立ち寄りたいスポット③鎮国寺(御朱印もあり)
鎮国寺も行こうと思えば行ける場所です。ただし、レンタサイクルの場合、この参道の坂道がキツいので要注意。
宗像大社を一通り全部巡って来た後に時間が余ったので行こうとしたのですが、体力の限界が訪れて途中で引き返しました、、。
立ち寄りたいスポットとしてご紹介した3か所は、いずれも「辺津宮から神湊港」への途中にある位置関係です。
行きに立ち寄っても良し、帰りに余裕をもって立ち寄っても良し、どこにも立ち寄らなくても良しです。
辺津宮⇒神湊港渡船ターミナル(レンタサイクル)
▲辺津宮からレンタサイクルで20分程走ります。
▲神湊港渡船ターミナル。ここでチケットを買って、フェリーに乗船します。
レンタサイクルの自転車はどうする?
気になるのがここまで乗ってきた自転車。神湊ターミナルには駐輪場があるので(無料)、置いていくこともできます。
とはいえ大島に着いてからも、中津宮・沖津宮逢拝所へ向かうのに自転車が必要です。方法は2パターンあります。
- 乗ってきた自転車は神湊の駐輪場に止め、大島港に着いてから、大島で再度新しくレンタサイクルを借りる(また500円かかる)
- 自転車をフェリーに乗せてそのまま大島まで持って行く(自転車券310円の往復で620円かかる)
金額はたいして変わらないので、どちらでも良いでしょう。ただし、土日祝や長期休暇時期などの混みあうタイミングでは、大島港のレンタサイクルの在庫が切れている…という可能性もあります。
不安なら事前に電話して在庫を確認しておくか、いっそのことフェリーに自転車乗せて持って行っちゃった方がいいのかも(私はそうしました)
11:15神湊港⇒12:30大島港/15分/560円(フェリーしおかぜ)
▲往復で安くなる割引券を買えるのは「大島⇒神湊⇒大島」のパターンのみの模様。観光で来た人の「神湊⇒大島⇒神湊」の往復パターンに割引はありません。片道1枚ずつ購入しましょう。
▲自転車券は券売機では買えません。窓口で購入します。
神湊ターミナルの券売機で乗船券を買い、フェリーに乗り込みます。乗船金額は一緒ですが、フェリーは2種類あります。
- 「しおかぜ」乗船時間15分
- 「おおしま」乗船時間25分
時刻表は必ず当日のものを調べてください。大体時刻は一緒ですが、「おおしま」になるか「しおかぜ」になるかは、日によって結構変動します。
▲船内は割と広々している。
▲大島港ターミナルに到着。この段階で、帰りのフェリーの時刻を必ず確認しておきましょう。
▲こちらも日によって便の変更があり得ますので、当日の出航予定を確認してください(引用:大島渡船運航時刻表 - 宗像市)
大島港でレンタサイクル
神湊に一旦置いていくパターンを選んだ人は、大島港ターミナル内にある売店・案内所でレンタサイクルを扱っているので、こちらでまた借りましょう。
▲こちらも1日500円です。
▲大島港からバスを使いたい人は、こちらが時刻表と停車バス停になってます。便数が1日7本しかなく、間隔が空いているので、なかなかタイミングが難しい…。
大島港⇒中津宮/3分程度(レンタサイクル)
▲宗像大社中津宮。
大島港から中津宮までは自転車ですぐです。
▲中津宮でもらった御朱印3種。中津宮、沖津宮、御嶽神社。
沖津宮逢拝所と御嶽神社は無人なので、御朱印は中津宮で全てもらっておきましょう。
これで宗像大社三社の御朱印は全てもらったことになりますが、沖津宮逢拝所は海のすぐ傍にあって景色が綺麗。高台にひとけのない逢拝所が佇む様子は、ここまで来たなら絶対に見るべきです。ということで、レンタサイクルで沖津宮逢拝所へ向かいます。
中津宮⇒沖津宮逢拝所/20分(レンタサイクル)
中津宮で御朱印をもらったら、沖津宮逢拝所へ向かいます。レンタサイクルで20~25分くらいみておいた方がいいです。
というのも、坂道のアップダウンがそれなりにあるからです。登りは結構キツかったです。
▲宗像大社沖津宮逢拝所。天気が良ければ、遠くに沖ノ島が見えることもあるそうです。
▲海辺沿いなので、景色がきれいです。
時間があれば寄りたいスポット④砲台跡・風車展望所・御嶽山展望台・御嶽神社
こちらのパンフレットに順路がありますので、じっくりすみずみまで大島観光をする方は目を通しておくと良さそうです。
http://www.okinoshima-heritage.jp/files/Pamphlet_24_file.pdf
全部を徒歩でハイキングするには、+2~3時間くらいみておくと安心です。
13:00大島港⇒13:25神湊港/25分/560円(フェリーおおしま)
▲大島⇒神湊のフェリー時刻表(引用:大島渡船運航時刻表 - 宗像市)
沖津宮逢拝所からレンタサイクルで大島港ターミナルまで戻ってきました。帰りのフェリーにも同じように、乗船券と自転車券を購入して乗り込みます。
神湊港からレンタサイクルで東郷駅まで戻ってくる
このタイミングで、行きに立ち寄り切れなかった「道の駅」「海の道」「鎮国寺」へ向かうこともできますね。
レンタサイクルで東郷駅まで戻ってきたら、日の里口の駐車場に自転車を返して、宗像観光は終了です。お疲れ様でした!