宗像大社「辺津宮」宗像の歴史と伝統の中心地!沖ノ島の神宝を収蔵する神宝館も見どころ

宗像大社の中心となるのが九州本土にある「辺津宮へつぐう」です。宗像三社に祀られているのは宗像三女神「市杵島姫神」「湍津姫神」「田心姫神」です。

宗像大社 場所 祀られている神
辺津宮 九州本土 市杵島姫神
中津宮 大島 湍津姫神
沖津宮 沖ノ島 田心姫神

辺津宮は三宮の中枢を担う総社です。国の史跡にも指定されているなど、その文化的価値も高い場所です。境内にある「神宝館」には沖津宮で発掘された国宝や写真が展示されていますので、ぜひこちらも忘れずに見学しましょう。

宗像大社辺津宮

辺津宮では、宗像大社三社がまとめて参拝できるように分霊されています。中津宮は大島にあってフェリーに乗る必要がありますし、沖津宮はそもそも普段立ち入りができないためです。

辺津宮での参拝の順序として一応この流れが提案されています。

辺津宮の参拝順
  1. 拝殿(本殿)
  2. 高宮祭場
  3. 第二宮(≒沖津宮)
  4. 第三宮(≒中津宮)
  5. 神宝館

拝殿・本殿の切妻造り

辺津宮拝殿

辺津宮の拝殿と本殿は、1500年代に一度全て焼失しています。現在残っている建物は、その後再建されたものです。

重要文化財に指定されており、優美な造りが特徴です。読みかけの本を伏せて乗せたような屋根が特徴です。

拝殿の様子

境内にあるご神木(楢の木)

境内には樹齢500年のご神木があります。大きく湾曲している立派な幹に圧倒されます。宗像大社の神紋は「菊の御紋」でこちらを表紋とし、裏紋(家紋)には「楢の御紋」が使われています。

菊の神紋

拝殿付近にある授与所(御朱印はこちらではありません)

高宮斎場

高宮斎場へ向かう参道。階段が結構あるので注意

拝殿で参拝した後は、ぜひ高宮斎場へ向かいましょう。案内看板には5分とありますが、階段に次ぐ階段で少々時間がかかります。上まで登りきると、高宮斎場が見えてきます。

高宮斎場

高宮斎場

自然崇拝を体感できる古代祭場。沖ノ島で行われた祭祀を遺す場所です。宗像大社全体の中でも、沖ノ島と並んで神聖とされている場所です。

高宮斎場の案内板に掲載されていた写真

現在でも祭礼日には、高宮斎場で儀式が執り行われています(※雨天時は本殿内で行われます)。

祭礼 祭礼日
月次祭 毎月一日・十五日
新年祭 一月一日
春季大祭 四月二日
秋季大祭 十月三日
高宮神奈備祭 十月三日

第二宮と第三宮

第二宮ていにぐう(左)と第三宮ていさんぐう(右)です。辺津宮の境内には、中津宮と沖津宮の分霊が祀られていて、すべて周れば辺津宮だけで宗像三宮のお参りが参拝したといえるようになっています。

第二宮には沖津宮の田心姫神、第三宮には中津宮の湍津姫神が祀られています。

国宝8万点が収蔵される神宝館

神宝館入口

沖ノ島国宝展が開催されていた

辺津宮の境内にある「神宝館」は、沖ノ島から発掘された8万点もの国宝を収蔵・展示している施設です。

拝観料が800円かかりますが、貴重な社伝の国宝を見られます。特に、沖ノ島の様子が見られたのは非常によかったです。

辺津宮「神宝館」拝観券

拝観券にデザインされている金の指輪は「金製指輪」と呼ばれる国宝です。純金で出来ているので、全く錆びず、鮮やかなままです。これが1500年前の指輪だとは信じられません。

※「沖ノ島国宝展×藤原新也展」は現在終了しています(平成30年7月21日~11月30日まで)

沖ノ島の地図

玄界灘に浮かぶ沖ノ島は、島の周囲が4kmの小さい孤島です。大和朝廷によって、国家的な祭祀がこの沖ノ島で行われてきました。その期間は4世紀後半から9世紀頃までの500年間です。

現在でも、国家安寧のご祈祷を宗像大社の神職が交代しながら365日欠かさず行っています(10日ごとに交代しているとのことです)。

沖ノ島にある「沖津宮」の写真

普段見られない沖津宮の写真を見ることができました。

宗像大社辺津宮の御朱印は祈願殿で

祈願殿

御朱印は「祈願殿」でいただくことができます。鳥居の近く、駐車場付近にあります。

宗像大社辺津宮の御朱印(300円)

宗像大社の御朱印について詳細はこちらをご確認ください

宗像大社辺津宮の基本情報

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