山形城の城主が山形城の守り神として三の丸付近の城内に建てたのが始まりです。京都の伏見稲荷を祀っているので稲荷神社なわけですが、気になるのは「歌懸」の名前。

なかなか聞いたことのない命名です。当時、付近に土橋があって、渡るには歌を詠む必要があったそうな。参拝には歌を詠まねばならないことから、「歌懸」稲荷神社と呼ばれるようになったといわれています。

歌懸稲荷神社に参拝する

 

「奉加帳」と書かれた史料が、歌懸稲荷神社には残されています。そこにはこのような記載があります。

「往古社前に土橋アリテ稲荷橋ト名ツケ和歌讀ミテ其ノ橋ヲ渡リタルニ起レリ」— 歌懸稲荷神社公式HPより引用

参拝するための橋を渡る前に、短冊に歌を書いて納めるという風習があったと書かれた記録があります。非常に風流な慣習。その名残から「歌懸」との言葉が社名になったのであろうと言われています。

当初は三の丸十日町口付近にありましたが、後に現在の場所へ移築。

 

歌懸稲荷神社の御朱印

御朱印は拝殿隣の社務所で頂けます。雨が凄すぎて頂く気にならず、素通りしてしまいましたが、デザイン性のある御朱印が展示されていました。気になる方はぜひ。

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