群馬県草津旅の旅行記を遺しておきます。この記事は1日目です。相変わらず高速バスで移動しまして、湯畑周辺でまんじゅうを食べ歩き、草津の温泉でゆったり溶け、酒で〆ました(最高)
夜になったら、いい感じにライトアップされていた湯畑を再び鑑賞して、今回は民宿に宿泊。民宿にいたアイドル、ベッキーちゃん(※ 犬です)に癒されながら、おやすみ。2日目へ~、という流れでした。
草津温泉、控えめに言って最高でした。今までの温泉の中で圧倒的1位です。数か月住んでいた諏訪温泉をひいき目に見ても勝ち目が無い位、圧勝の温泉でした。こりゃあ皆がこぞって来るのもわかる…
目次
上州ゆめぐり号で新宿バスタから草津温泉へ出発~! 片道2850円
高速バスってやっぱりすごい。私、散々高速バスのお世話になっておりますが、やはり安いです。だって、片道3000円以下ですよ? 正確には、2850円です。「早割」と「ネット割」を駆使すると、片道2850円で新宿から草津まで来ることができます。
高速バスには賛否両論ありますが、うまく使えれば旅をもっとお手軽に楽しむことができますよね。交通費は負担の大きな部分ですし。
別のバス会社ですけど、格安バスについてはこういう記事も書いてます。
過去に事故った格安バスに乗ってみた|WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)の評判!バス座席を詳細レビュー!新宿から名古屋へ
これが湯畑かー!テレビでよく見る光景に心が無駄に踊る
今回が人生初の草津でしたので、湯畑を見たのも初めてです。テレビの旅番組で、草津は飽きるほどこすられてますが(笑)度々、この湯畑の光景が画面に流れますよね。初めて自分の目で直に見て、非常に興奮しました。
テレビや本で見たことあったり知っていたりする場所に実際に降り立って、自分の目で見たときって感動しますよね。「ああ、私は本当にあの場所にいるんだな」というあの感覚です。この感覚が私は大好きなのです。
揚げたて「あげまんじゅう」を食らう!山びこ温泉まんじゅう【湯畑饅頭食べ歩き】
よく見たことのあるやつです。あげまんじゅうだなんて、きっとカロリーはこの世の終わりくらいあるんじゃないかと思ってますが、見なければ大丈夫!
湯畑の周りにある「山びこ温泉まんじゅう」というお店で販売しているものでして、揚げたてをくれます。多少の行列が度々出来ていたので商品の回転率が高く、あんまり作り置きの状態にならないのだと思われます。良いですね。
蒸したて「二色あん」を食らう!ちちや【湯畑饅頭食べ歩き】
カロリーは(以下略)。湯畑のもくもくに負けないくらいのもくもくを店頭の蒸し器から放出していた「ちちや」の「二色あん」です。1個120円。
”蒸したて”というか、たぶん”蒸し続けている”だけなのかもしれませんが、生地がモチモチで美味しかったです。小さいのですぐ終わっちゃいます。
▲ 湯畑に向かってもくもくを放つおねえさん
御座之湯でゆったりリラックスして無事溶ける。ちょいな草津温泉三湯めぐり手形を手に入れよう
草津周辺には温泉がたくさんありますけど、とくに有名な日帰り湯は、「御座之湯」「大滝之湯」「西の河原露天風呂」の3つです。これら3つは、お得に巡れる三湯めぐり手形があります。1日目は、御座之湯へ来湯。
いや~~。すっごくよかった。本当によかった。
湯舟のあるところは心持ち薄暗くなっていて、温泉から立ち上る湯気が良く見えました。その雰囲気には、少し幻想的な印象を持ちました。そんな気持ちよさそうな湯舟に、足から静かに入ります。
最初はちょっと熱いかな…と感じたので、足首まで、ひざまで、ふとももまで、お腹まで、肩までと、徐々にゆっくり体を慣らしていきました。すごく気持ちが良かったです。溶けました。
▲ 風呂上りに御座之湯の窓から見た湯畑は輝いていた
ちょいな三湯めぐり手形について¥2100→¥1600
三湯全部入ると2100円なのですが、「ちょいな三湯めぐり手形」を購入すれば、1600円で、三湯全て巡ることができます。お得ですね。しかも、有効期限がないので、1回の草津旅行で使い切らなくて良い、というのが非常に太っ腹なチケットです。
他の温泉街で採用されている温泉巡り手形は有効期限が1~2日のものが大半ですので、草津は観光客のことを本当に大切にしてくれていることがわかります。
私も正直1~2日で有効期限を設けて、切ってしまうよりも、無期限にして使いかけのこのチケットを処理するために、「もう1回行くか!」ってなってくれることを狙う方が圧倒的に賢いと思ってます。しかも、期限がないならプレゼントにも出来るし。
ちなみに、この手形を使って三湯巡り終えると、三湯目で記念状が貰えます(笑)
草津で人気の居酒屋「源氏」で風呂上りの一杯二杯三杯…(以下略)
こちらは湯畑近くにある、人気の居酒屋「源氏」です。家族で運営されているのかな、店舗は住宅(もしくは民宿かも)とつながっています。基本、混んでますので当日だとしても予約しとくべきです。
店内は無駄に狭い通路があったりして、”昔からこのまま感”が心にグッときます。こういう飲み屋さん好きだな~。料理は全てこだわっている印象で、いちいち「おおっ!」となります。
▲ 馬刺しをつまみにビール
この馬刺しはめちゃめちゃ美味しかった。今まで食べた馬刺しの中で個人的に一番だった。(松本で食べた馬刺しがあまりにも微妙過ぎたせいで、より美味しく感じたってのもあるかもしれない。)
▲ 湯葉をつまみにビール
他にももろもろ頂きまして、非常に美味しい夜でございました。ごちそうさまでした。草津の夜に「源氏」を選んでよかったです。
ほろ酔いで湯畑ライトアップを眺める、そして草津の夜は更けてゆく…
若干酔っぱらいながら、民宿に帰ります。ライトアップされていた湯畑に気が付き、ボーっと眺めます。
ふとした瞬間にいきなり綺麗な光景を見せられると、思考回路がショート寸前(懐かしい)になります。 最高な温泉と旨すぎた夜の酒と肴で、溶けだしてしまった私の脳みそは、稼働率0.0000000001%位だったので、美しい景色を前に何も考えられなくなり、しばらくその場で動けなくなってしまいました(機能停止)
みさごペンションで夜を明かす【草津の民宿】看板犬ベッキーちゃんにごあいさつ
雪道を多少歩いて到着、「みさごペンション」。今回はゲストハウスではなく、民宿に宿泊です。ゲストハウスよりも深く運営者と関われるので、人の温かみを感じられるのが民宿の楽しいところです。
こだわって作られた雰囲気のある内装がとっても素敵なみさごペンション。部屋には風呂が無くて、外に露天風呂がついているのが、この民宿の特徴です。この露天風呂は、なんと貸し切りなのです!
時間が決まっているわけではなく、先に使っている人がいないときに使えるというラフなシステムで、脱衣所に鍵がかかるようになっています。よきかな、よきかな。露天風呂はとっても気持ちよかったです。が、超寒いです。あったまった後は全然平気だったのですが、入る前がツラかったです。そりゃ雪の中、全裸ですからね、寒いわ。
▲ 温かみのある食堂。
みさごペンションの入り口には、ハスキーの子がいます。じっとこっちを見てきてズキュンと来てしまったのですが、この子はベッキーちゃんといいます。すごくおとなしそうだったのですが、近くの貼り紙には「噛まれても責任持てません」的なことが書かれていてちょっとビビる。
▲ 遠くを見つめるベッキー様(画像:みさごペンション公式HPより)
民宿に到着すると、みさごの方が暖かく迎えてくれました。近くのお店でどこが美味しいとか、草津の観光だったらこの辺りが良いよとか、フランクに色々教えてくれました。感謝。 やっぱホテルよりも、民宿・ゲストハウスだよなぁ、としみじみ思うのでした。
このまま、みさごペンションで夜を明かしました。1日目はこれで終了。温泉入ると疲れがどっと出ると言いますが、そんな感じ。温泉に加えて、お酒がいい感じに作用して、ベッドに入った瞬間、華麗に意識が飛び、軽やかに睡眠状態へ突入いたしましたとさ。
2日目へ続きます。
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