草津といえば『湯畑』の夜のライトアップが非常に幻想的で綺麗です。もちろん昼間の湯畑も情緒ある雰囲気が素敵ですが、夜にはまた違った顔を見せてくれます。妖艶なライトともくもくとした湯けむりが作り出す空間を、ぜひとも体験していただきたいです。
せっかく草津に来たならば、昼と夜の両方の湯畑を見学することをおすすめします。
草津・夜の湯畑ライトアップは何時まで?/草津街観光協会情報
湯畑の夜のライトアップは、日没後から開始され夜の1時(25時)までです。周辺の飲食店の中には、ライトアップに合わせて21時位まで店を開けているところもあります。ただし、お土産屋さん系は比較的早く閉まってしまいますのでご注意ください。
湯けむりがライブ会場のスモークみたいですね。幻想的な空間を演出しています。
湯畑の無料足湯
湯畑の真横には、足湯小屋があります。どなたでも自由に浸かることができます。旅番組でよく芸能人が浸かっているアノ場所です。
▲ライトアップを見ながらの足湯を楽しむ人々。
草津の湯畑/お昼の様子
湯畑は草津温泉草津温泉湯畑:将軍御汲上の湯枠のシンボル的存在で、幅20m、長さ60m、広さ約1600㎡、毎分4600リットル、年間6tの湯量があり、草津温泉最大の源泉
湯けむりが情緒を盛り上げてくれます。
▲緑かかった硫黄泉
木枠を通過する草津の湯畑源泉
▲木枠の中の湯は『御汲上げの湯』と呼ばれる
源泉の温度はセ氏約60度程度と高温の為、直接入湯する事が出来ず、かといって水で加水すると温度調節は容易なものの温泉成分が希釈され効能も薄まる事から、わざわざ長い7本の木樋を通らせ、そこで温泉の温度を下げ湯宿に送られる仕組みになっています。
湯畑を通る木枠、これには意味がありまして、簡単にいうと温泉を冷ましているのです。草津の源泉は熱すぎて、そのままだと入れません。
しかし、水を入れてしまうと、せっかくの良いお湯が薄まってしまってそれも残念だということで、冷ましているというわけです。熱乃湯で大きな木ヘラでかき混ぜているのも、同じ理由です。水を入れずに温度を下げるという昔の人の工夫です。
湯畑の見どころ「湯滝の燈篭」
8代将軍徳川吉宗、10代将軍徳川家治は源泉を江戸まで運び入浴したことから、「将軍御汲上の湯」とも呼ばれ、汲み取った源泉近くには”徳川八代将軍御汲上之湯”の標柱が建立され、源泉内部には「将軍御汲上の湯枠」と呼ばれる木枠が残されています。
湯畑源泉の中には、”徳川八代将軍御汲上之湯”と書かれた標柱が建っています。8代将軍徳川吉宗らが、ここの源泉を気に入り、木枠の湯を樽に詰めて江戸まで運ばせて入浴したことから『御汲上之湯』とも呼ばれているのです。
湯畑の定番写真撮影スポット
▲勢いよく流れ落ちる源泉の前で写真撮影をしよう
湯畑の中でも、一番有名な写真撮影スポットはここです。草津バスターミナルから来た場合、湯畑の一番奥の部分です。
▲横から見るとこんな感じ
▲草津のご当地マンホール(おまけ)
草津に来たら「熱乃湯」での湯もみ体験も忘れずに!
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