明治24年創業の共同浴場「村之湯温泉」。外観・内観共にレトロが溢れております。古びた木造建築からは、管理する人も入浴する人も大切に扱ってきたんだろうなと、そんな愛情を感じる気がする。
夜暗くなってからの入浴がマジで侘び感満載らしいが、今回は時間の都合上、朝風呂に。
鄙びた村之湯の外観
曇天の中、昨日は砂むし会館へ行ってきた我々。民宿に泊まり、夜ふかしをすることも一切なくよく寝た。
すっきり起床し、朝風呂でも行きたいなということで、鮭氏が運転する車で指宿の共同浴場へ向かう。
もらったパンフレットに載っていた村之湯へやってきたが、これは思った以上にレトロ。コテコテの木造建築に心を射抜かれた。
入浴料は謎の貯金箱みたいな箱の中に入れ、ガラリと扉を開ける。
脱衣ロッカーと入浴スペースは一体となっていて、それがまた侘び感を際立たせる。ロッカー棚には、地元の方々の荷物が収納されていた。毎日通っている方々の持ち物かな。
特筆すべきは黒く見える湯船。食塩泉で真下から源泉が湧いている。
詳しくは温泉クラスタにでも聞いて欲しいけれども、源泉の種類は4種類あるらしい。手前が熱くて奥がぬるかった。
ちなみに床自体が少々温かくなっていて、天然の床暖房になっていた。
良いお湯だった。