大阪観光といったら外せないのが大阪城ですね。人によってはガッカリしたという感想を持つ方も多かったりしますが、私はかなり楽しんできました。大阪城には数年前から御朱印(様の登城記念印)が用意されているのと、天守閣のお土産屋さんに御朱印帳(っぽい蛇腹ノート)が売っているので、お好きな方はその辺のチェックもお忘れなく。
大阪城の御朱印・登城記念印と御朱印帳/場所と貰い方
▲大阪城の御朱印。
登城記念印を作るお城は最近増えていますが、実は大阪城では数年前から用意されていました。筆入れは特になく、日付などもありません。印のみ。大阪城2階の事務所で自分で押します。事務所は大阪城の中にあるので当然、入場料(600円)が必要なエリアです。
▲2階事務所。インターホンがあるので、これを押して「御朱印を押したいです」と伝えれば開けてくれます。
中へ入るとこのように、一通り用意してくれます。事務所の外には御朱印の案内などが一切なかったので(2018年9月現在)若干不安だったのですが、係りの方が丁寧に対応してくれて安心でした。
天守閣最上階にはお土産屋さんがあります。大阪城グッズが様々販売されていたのですが、その中に御朱印帳…を明らかに意識している蛇腹ノートがありました(2500円)。集めている方はお土産に購入していっても良さそう。
また、事務所があった2階には大阪城の記念スタンプも設置されていました。大判のものが2種類。パンフレットに押すスペースがあります。結構な行列が出来ていました。期間限定のスタンプが設置されることも多いようです。
▲日本100名城スタンプ。
大阪城の100名城スタンプもあります。こちらは先程の記念スタンプとは別で、大阪城入り口入ってすぐ左手にあるインフォメーションカウンターにて係りの人にお願いして出してもらうことになります。小さいので盗難防止のためにカウンターで扱っているのでしょう。
大阪城の見どころを辿る
大坂城は1583年に豊臣秀吉によって作られはじめました。その2年後に完成したものの、1615年大坂夏の陣にて陥落。豊臣家は滅びてしまいました。その後、徳川幕府が大坂城を再建したものの、焼失。昭和6年に三代目の天守閣が再び完成し、これが現存するものです。度々戦災による被害を受けているので、多くの修繕が繰り返されてきました。
大阪城天守閣は、大阪城の中心に大きくそびえ立っています。天守閣を中心に、塀や石垣、古井戸なども見て回りましょう。
言わずもがな、天守閣の展望台はおすすめです。栄えている大阪の町を一望できます。かなり天気が良く、見晴らしがよい日は淡路島まで見えることもあるんだそうです。この日は残念ながら見えませんでしたけれども。
▲大坂夏の陣のミニチュア(真田幸村)
5階にある大坂夏の陣の再現ミニチュアも見どころのひとつ。松平忠直が見つけられなかったんですけど、たぶんどこかにいます。3階には大坂城の復元模型もあって、豊臣時代の大坂城、徳川時代の大坂城を比較して見ることができます。現在の大阪城との違いを探しても楽しいですよ。
▲金明水井戸屋形(重要文化財)
大阪城の入り口にあるこちらの井戸は、徳川時代に大坂城を再建する際に掘られたものです。以前は、豊臣秀吉が水の毒気をなくすために黄金を沈めた…とかいう伝説があったそうですが、調査によって徳川時代のものであることが判明したので、それは誤りでした。
西ノ丸庭園にも行ってみる
西ノ丸庭園は大阪城のすぐ隣にある庭園で、入場は有料(200円)です。大阪周遊パスを持っている人は無料で入れます。桜が数百本植えられてて、春には多くの人でにぎわいますが、時期をずらせばそれほど多くの人はいないので、ゆっくり散策することができます。
▲西ノ丸庭園の記念スタンプ(入場料受付に設置)
西ノ丸庭園には当時、幕府の重要人物たちの屋敷があったり、城代の家族が住んでいたりした場所でした。度々、戦で取り合いになったりしたこともあり、歴史に絡む重要な一帯なのです。屋敷や豪華な御殿は、明治時代に全部焼失してしまって、今ではすっかり原っぱになっちゃいましたけどね。
西ノ丸庭園からは大阪城がしっかりと見えます。周りに邪魔なものがないので、かなり綺麗に見えますね。天気も良かったし、のんびりお散歩できました。
大阪城/西ノ丸庭園のアクセス
大阪城は9時から17時まで(入場16時半まで)営業しています。年末年始はお休みです。大阪城の拝観料は大人600円です。最寄りの駅から徒歩で向かいましょう。
- 谷町線「谷町四丁目」駅(1B出口)、「天満橋」駅(3出口)
- 中央線「谷町四丁目」駅(9出口)、「森ノ宮」駅(1、3B出口)
- 長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅(1出口)
- 環状線「森ノ宮」駅・「大阪城公園」駅
- 東西線「大阪城北詰」駅
- 京阪電車「天満橋」駅・「京橋」駅
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