私が好きだった本郷にある喫茶店、”す”が思いっきり入っているプリンを出す『麦』を紹介しようと思います。喫茶店好きな人々にはよく知られているお店らしいです。

競争ばかりの毎日に苦しんでいた学生時代、心が限界になると出席が必要な授業すら無視して喫茶店に逃げていました。穏やかなクラシックが流れる店内でプリンを食べ、考え事をし、穏やかな気持ちになり、そして単位を落としました(おい)

名曲・珈琲「麦」

丸ノ内線「本郷三丁目駅」を出るとすぐ。上島珈琲の向かい、そしておにぎり屋さんの隣にあるのが「麦」です。カード払いはできないですが、近くにゆうちょのATMがあるので現金が足りない人も安心です

この看板のシンプルな古さが非常に良いなと。無駄におしゃれ風を気取っていなくて安心します。心が疲弊しているときに、俗世っぽいキラキラした外観は勘弁してくれという気になるので、こういう雰囲気にはむしろ優しさすら感じ取ってしまいます。

向かいにある上島珈琲にも行ったことがあり、そちらは今風の店内になっています。学生やビジネスマンが多く、よく混んでます。社会に適合している系の人がわんさかいるのでちょっと疲れちゃったり…、珈琲は美味しいですけど。

それに対して、麦はヒマそうな人が多い気がします(主観)。同じ場所に向かい合っている喫茶店なのに、店内で流れる時間の速度が違う感じがします。

(※上島珈琲は閉店し、ハンバーガー屋さんに変わっています。2022年4月現在。)

昔の不動産屋さんみたいな外観、階段を下ってはいります。

”本郷三丁目ビル”という素直なネーミングの看板下から入ります。階段を下っていると、いかにも老舗の喫茶店に来たなぁという気分にさせてくれます。

階段を降りたら、右か左かお好きな方へ進みます。両方とも客席になっていて、左側はカオスな低いソファー席。右側は木製のイスとテーブル席になっています。

いずれも素敵ですが、私は左側の方がよりカオスで気に入っています。

昼間にはある程度のお客さんがいる日もありますが、そこまで混雑している状態には遭遇したことがありません。

店内にはレトロなクラシックが流れています。”名曲” とあるように、店内には優雅な音楽が邪魔にならない心地よい音量で流れています。珈琲の香りで鼻腔から満たされ、クラシックで耳から癒されます。

バリバリ頑張るのも良いですが、たまには立ち止まってこういう場所でゆっくりする時間も必要ですね。ゆっくりしていると次第に頭が冴えてきて、ぐちゃっとしていた脳内が整理されます。人生には適度な休みが必要。

”す” が思いっきり入っている麦のプリンアラモードが好き

かためのプリン。めちゃくちゃ ”す” が入っています。プリン界の常識をフル無視しているところが素敵です。フルーツも缶詰で、無骨な感じがとっても良き。単品だと450円、ドリンクとセットだとちょっと安くなります。器は見たことないレベルのレトロさで、さすがは1960年代に誕生した喫茶店です。

他にもメニューの品ぞろえは多数。モーニングのセットもあります。店内ではナポリタンを頼んでいる人をよく見かけます。ナポリタンは600円。かなりお手頃です。

特急電車の座席みたい

今回は左のソファー席にしました。座席と机のいずれも低い仕様になっています。特急電車の座席みたいになっているところが一部あり、お気に入りでした。

空いていたので少しだけ記事を書こうとしてパソコンを広げようとしましたが、全然書けず、すぐに片づけました。午前中だったので、人はまばらでした。良い時間を過ごせたので満足です。

※全面喫煙なので、苦手な人は空いている時間帯に利用しましょう。

本郷は、ランチ・喫茶店で美味しいお店が多いので、このあたりを探検するのはだいぶおすすめです。本郷ゾーンは神社も結構あるし東京観光に持って来いだと思っているのですが、この辺だとたいてい浅草・上野に行っちゃうことが多いのかも。

▼本郷の老舗喫茶店めぐり

▼本郷で食べ散らかしたランチをまとめ

名曲珈琲「麦」営業情報

  • 営業時間:[平日]7:00~20:00、[土日]7:00~19:00
  • 定休日:1月1日~3日
  • アクセス:丸の内線「本郷三丁目駅」徒歩1分、大江戸線「本郷三丁目」徒歩3分
  • 住所:東京都文京区本郷2-39-5

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