名古屋弁おみくじを引いてみやぁ|円頓寺商店街の金刀比羅神社に立ち寄る、古き良き時代の風景が残る街

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円頓寺商店街で大事にされてきた金刀比羅ことひら神社です。こちらでは名古屋弁で書かれた「名古屋弁おみくじ」というユニークなおみくじが、密かな人気なのです。最寄り駅は「丸の内駅」ですが、名古屋駅からも徒歩15分くらいで行くことができます。

円頓寺商店街は、昔ながらの古いお店と新しいおしゃれなお店と色々混在していて、不思議な空間が広がる懐かしい感じのする商店街です。

円頓寺商店街のアーケードに漂う懐かしい雰囲気

イマドキ風のおしゃれなお店もあれば、古くてガヤガヤしているお店もあり、すこし不思議な感じのする円頓寺商店街。こちらのメインの通りに、「金刀比羅神社」があります。さらに金刀比羅神社の近くには「円頓寺」「慶栄寺」もありますので、一緒に合わせて立ち寄るのもおすすめです。

地下鉄で「丸の内」駅から徒歩で10数分。ちなみに途中には、専修寺せんじゅじ名古屋別院」通称、御本坊があります。普段はあまりひと気がありませんが、大晦日は除夜の鐘が鳴る為、多くの人で溢れます。

「専修寺名古屋別院」御本坊

明暦三年(1657年)当地に建立。当初信行院と称したが、宝暦四年(1754年)専修寺愛知別院と改めた。 荘厳な偉容を誇っていた本堂は戦災で消失したが、山門・鐘楼は創建当時のものを今に残している。

金刀比羅神社に到着|多岐にわたるご利益と大国主命

金刀比羅神社の主祭神は、大国主命です。そのため、ご利益航海安全、五穀豊穣、学業成就、商売繁盛、家内安全、縁結び、安産、歌舞、音極など、多岐にわたってたくさんあります。

この金刀比羅神社は、元々名古屋城三の丸の重臣大道寺氏邸(現在の愛知県図書館)に祀られていたものです。移築によって現在地に移されました(1859年)。

かの有名な『名古屋弁おみくじ』を引いてみやぁ!→末吉(いつも通り)

金刀比羅神社の正面にも「名古屋弁おみくじ」という貼り紙が貼ってあって(ああ、しっかり売り出してるな)と思いつつも、しっかりお参りした後、引いてみました!

名古屋弁おみくじの料金は、1枚100円です。おみくじ代は賽銭箱に入れるシステムです。 赤い袋に入っていて、表には「こんぴら」、裏には「㊎」と書かれています。なんだかかわいらしい。

さて、いつも「末吉」「小吉」ばっかりの私ですが、そろそろ大吉を引きたい!運だめしですね、開封の儀!それっ!

末吉。

えっと、当然のようにまた「末吉」を引きました。なんでかな。「女に気をつけろ」というお言葉がまず最初に目に飛び込んできました。ついに私は、女に手を出すのでしょうか。と、これは冗談として「男に気をつけろよ」という解釈をしておきます。

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▲ 私が実際に引いた名古屋弁おみくじ

「暗い夜道も月が出て行くでよ 行く手明るく次第に運は登っとるけど静かに進む時だでね チャンスを掴んで進路を敏速にしやあよ」

恋愛:ちょっとじらしたりゃあ
願望:さわがず進みゃあ
商売:利益が増えるでよ 好機は選びゃあ
お勤:一歩一歩だでね
賭け:情事により負けるでかんわ
相場:儲けとるけど女に気を付けなかん
病気:希望を持ちゃあ
失物:まあいっぺん考えてみやあ
就職:目上の人に頼みゃあ
縁談:後の方が幸せだて

「進んでいないようでも水面下で進歩してるから、辛抱強く頑張り続けよう」的なことを、私は何かとここ7年くらい言われ続けているのですが、いったいいつまで続くんですかねw とか思っちゃったりはしてます。いい加減、長すぎ。

実際、私は自分が取り組んでいることで、ロクな結果残せていないですからね。進歩してんだか、進歩してないんだか……進歩してないんだか(2回目)しかし、今年は「結果を出す」と決めています。エンジンかけて、無心でぶっ飛ばしていく所存~

円頓寺商店街の人々に大切にされてきた「庶民繁栄の為」

金刀比羅神社は、現在地に移築されてから、円頓寺商店街の人々によってずっと守られてきました。商店街の役員の方が、お供えや掃除などの手入れ、戸締りなどを交代で毎日しっかりと行っています。 もきちんと毎年開催され、大盛況なのだそう。

「庶民繁栄の為」と、現在地に移されて以来、金刀比羅神社は街の人々が守り続けています。現在は約十名ほどの役員さんが、毎月のお供えや、日々の掃除などを行っています。 約六十年ほど前、金刀比羅神社はもっと広い敷地で、狛犬もありました。 そのご利益を求め、遠くからも参拝者がやって来たそうです。

しかし都市計画によりその敷地は約三分の一になり、社殿なども改築されました。秋には例祭も行われ、今も変わらず街の人々から大切にされています。

金刀比羅神社のお祭り「初金刀比羅祭(1/10)」「例大祭(10/9~10)」

例大祭では、お神輿や獅子が出てきて盛り上がります。以前は、子供がお神輿を担いで回ったそうですが、現在は子供がほぼいないので、その風習はなくなってしまいました。確かに円頓寺商店街周辺は、子供どころか、とても静かで人口すらそもそも少ないですね。

▲ 小さな敷地に詰め込まれている

円頓寺商店街の金刀比羅神社では、本社である香川県の金刀比羅宮にならい、1月10日に初金刀比羅祭、10月9日・10日に例大祭を行います。例大祭では、毎年お神輿や獅子頭がお披露目されます。

以前は地域に子どもが大勢いたため、子どもたちがお神輿を担ぎましたが、今では数が少ないため行われていません。平成25年の例大祭では、街の皆さんに、より金刀比羅神社に親しんでもらえるよういろんな催しを企画し、下町らしい賑やかなお祭りになりました。

金刀比羅神社の絵馬は香川県の本社から取り寄せているありがたいもの|絵馬をよ~く見ていたら…ハリセンボンが書いたらしき絵馬が…?

円頓寺商店街の金刀比羅神社の絵馬は、本家香川県の金刀比羅宮から取り寄せているのです。金刀比羅神社内ではなく、その向かいにある「松川屋」にて購入できます。

拝殿横にある絵馬掛けをなんとなく見ていると、

ww これはww 本物かはわかりませんけど、絵馬を買ってまでこんな形で謎のなりすましをする人もいないでしょうから、たぶんハリセンボンさん達本人が書いた絵馬でしょうね。ロケで来たのでしょうか。お願い事の内容も、キャラクターに見合ったおもしろい一言になっています(笑)

「血がサラサラになりますように。」-ハリセンボン春菜

「友達がわんさかできますように。」-ハリセンボン箕輪はるか

旅先での思いがけない出会いはおもしろいものです。うっかり一人で笑ってしまいました。

金刀比羅神社の絵馬について

円頓寺商店街の金刀比羅神社にある船の絵馬は、香川県の金刀比羅宮から取り寄せ、神社前の松川屋さんで取り扱っています。香川の金刀比羅宮は海上安全で有名ですが、この地域にも、昔物流を担った堀川がありますので、ここに金刀比羅さんが祀られているのはその所以かもしれません。

円頓寺商店街の名が入ったオリジナルの馬の絵馬もあり、いつもお世話をしてくださる宮司さんにお祓いして頂き、販売していました。

円頓寺商店街には金刀比羅神社以外にも、小さな名所が点在します。多賀宮堀川の五條橋は、ブラタモリでも登場しました。蔵造りの風景が保存されている四間道もぜひ見ておきたいところですね。 近くをぶらぶら散策してみると、意外な発見があることでしょう。

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