突発的山形一人旅。ホテルは食事なしで取っていた為、モーニングできる場所を捜索すると、山形駅から徒歩で行ける場所に喫茶店がありました。その名も「コーヒーラブ」。
店名から既に香る年季に誘われ、2日目の朝に来訪。穏やかで素敵なマスターと出会いました。
コーヒーラブ 煙の染み込んだソファー席でモーニングセット
- コーヒーラブ外観。路地裏に残る昭和の店。隠れ家感もあるかも。
到着早々、店舗外観に心をくすぐられました。あまりにもレトロな看板に白タイルの玄関、上がカーブしている小窓…。外観見ただけで珈琲が飲みたくなってきます。山形市民に長らく愛されてきたお店なのでしょう。
入り口の扉はこのアングルだと隠れていますが、小窓向かって左手にあります。
- 色褪せた立て看板。文字は白くて読めない。
- 字体がすでにレトロな営業時間の案内。
モーニングセット(700円)10:30まで
- モーニング700円。バタートーストと目玉焼き&サラダ。ホットコーヒー。メニューには書かれていませんが、注文できます。手作り感あふれるモーニング、なんだか少し嬉しくなりました。
ご高齢の女性マスターが作ってくださいました。とても穏やかな方で、帰りには傘を貸そうか声をかけてくれたり(この日はかなりの曇天だった)…優しい。染みる。
- 内観。高さ低めの椅子が並ぶ。映ってないけど、カウンター席もあります。
店内は時の流れがどことなくまったりしています。お客さんもそしてマスターも、この場所でまったり過ごしてきたんでしょうね。地域の空気を感じられる場所っていいなぁ。
モーニングをつまみ、珈琲を飲みながら、旅の予定を立て、いざ出発。マスターに笑顔で見送られながら、お店を後にしました。いやー、来てよかったな。