香川県高松市、玉藻公園内にある高松城跡を散策。JR高松駅・琴電高松築港駅から徒歩で向かいます。玉藻公園の隣には高松港があって、こちらも散策にはうってつけ。高松港をフラつき、城跡を見学、西入口近くの徳島ラーメンを食べる、そんな1日でした。
この日は城内の披雲閣が瀬戸内国際芸術祭のイベントに使われていて、ちゃんと見学できなかったのが少し心残りでした。芸術はわからん。
玉藻公園、高松城跡に向かう
- 琴電・高松築港駅から徒歩1分。
- 高松城入口。
天気が良くて写真の撮り甲斐があるな、なんて思いながら高松城へ向かいます。玉藻公園入口に到着すると思ったよりも人の気配があり、お城の見学にしては賑わっている雰囲気。
どうやらイベントが開催中で、瀬戸内国際芸術祭なる催し物が城内スペースで開かれている模様。あんまり賑やか過ぎたら嫌かもしれない、とか身勝手なことを考えつつ(やっぱり混雑していた)中へ。
(上)玉藻公園(高松城跡)入園券。大人200円。
- 玉藻丸。天守台跡のお堀を遊覧する舟に乗ることができる。入園料とは別に大人500円かかるが、おまけのお土産も貰える。
- 鞘橋。本丸と二の丸をつなぐ橋。
西入口から入ると、さっそく乗船案内所の看板。お堀の周りを遊覧する舟、大人500円でした。船酔いを気にして辞めておきましたが、記念にピンバッチ的なもの(各自確認)がもらえるらしい。カップルのデートや家族サービスにどうぞ(適当)。
天守閣跡と復元への期待
- 松平氏の時代、高松城天守は四国最大級だった。
- 発掘調査が順調で、今後の天守復元も期待できる。
二の丸から歩いて鞘橋を渡り、天守台跡へ。復元された石段を登ると、美しい掘りとその向こうに高松港が広がります。高さはそれほどありませんが周囲の自然が綺麗なため、景色も楽しめました。お堀を遊覧する舟も見下ろせます。
平成17年から修復工事を開始、発掘調査で当時の礎石ががっつり発見され、どうやら今後天守台の復元にも期待がされてるそうです。現在は跡地だけですが、ここに復元天守が建つとなれば、香川の観光もより一層充実したものになる予感。これは楽しみ。
琴電と高松城の艮櫓 ~電車のある景色~
- 旭橋から撮影した、琴電と艮櫓。
高松城にはさらに別の楽しみ方もあります。それは電車との景色。東入口から艮櫓が見えまして、そのすぐ横に琴電の線路が敷かれています。タイミングを計れば、電車とお城を同時に写真に収めることができます。
電車にも写真にも詳しくありませんが、いち観光名所として見てみるといいかも。
- 線路と艮櫓。
- 駐車場から見た艮櫓。
高松城をもろもろと散策する
- 旭橋。東入口。
- 城内から見た艮櫓。
- 披雲閣向かって右に、お土産などの販売スペースがあった。百名城スタンプもこちら。
- 高松城の百名城スタンプ。
- 香川民がこわいと思った瞬間。城内にあったうどんの弾幕。うどん消費量1位を安易に他県が抜かそうなどと考えてはいけないことがよくわかる。
披雲閣と瀬戸内国際芸術祭2019 ~SETOUCHI TRIENNALE~
披雲閣およびその前の広場で瀬戸内国際芸術祭のイベント関連の催しが開催されていました。食べ物飲み物の屋台が出ていたり、なんとなく芸術かじってる系(?)の服装が独特な方々が多かった。一応、披雲閣には入場料を払って入ってみたものの、物販会場になっておりました。デザフェスみたいなノリです。
何だかよく分からない間に手にスタンプを押され(後で聞いたら、再入場可のスタンプだった)それなりに見学してみましたが、芸術や美術は、私にはよくわかりませんでございました。すみません。
- 内部にあった案内図。
- どなたかの作品…。
高松港もおすすめ
- 高松港。中央の船は小豆島行き。
玉藻公園のお隣にある港もおすすめです。小豆島等々、四国と本州の間にある島々へ向かうフェリーが出入りしています。
高松城見学、思ったより歩いたので疲れました。あとから知ったのでこの時は使えませんでしたが、合わせて栗林公園に行かれる場合、電車やバスで行ってもいいですけど天気が良ければレンタサイクルが個人的には一番便利だと感じました。
公共交通機関の時刻表に振り回されずに済みますし、徒歩だと微妙にキツいです。レンタサイクルは高松駅の地下駐輪場にて、行きずりの観光客でも利用できますのでおすすめしておきます。