会津若松市の銭湯、竹之湯に行ってみた。宿泊していた隠れ家ゲストハウスから徒歩で行ける距離だったことと、一人呑みできるお店(「もっきり」さん)が近くにあったので、ルート的に立ち寄りやすくてここにした。もっきりには結局満席で入れなかったが、竹之湯で良いお湯を頂いたので良し。
竹之湯・会津若松の銭湯
- (上)店舗外観。煌々と光を放つ超音波風呂の看板がレトロさを際立たせる。
- (右)起き上がり小法師。銭湯の方に頂いた。会津の伝統工芸品。
店内に入ると、優しい番台の姐さまと世間話。奥に進み、脱衣所へ。服を脱ぎ、大きな脱衣籠に入れる。湯舟は熱めだったが入れなくはない体感温度。竹炭が沈んでいたのが印象的だった。
外観から想像するよりも、内装は新しく清潔感にあふれている。きちんと手入れされていることが伺えた。
帰りに、店の方に起き上がり小法師を頂いた。会津の伝統工芸品で、赤べこと同様、地元の方には非常に馴染みの深いもの。小さな赤ちゃんをモチーフにしているらしい。そう思って見返してみると、めっちゃ機嫌の良い赤ん坊に見えてくる。心遣いが染みた、会津の銭湯であった。