道後温泉の守り神「湯神社」は、道後温泉本館直ぐ近くの高台の上にあります。徒歩で簡単に歩いて行けるので、散歩がてら向かってみました。
参拝したときは平日だったのですが、ほぼひとけがありません。社務所の建物はありますが、シャッターが閉まっており、授与品などを拝受することはできませんでした。
毎年1月第二日曜日に祭事が行われており、その時は賑わうようです。また、毎年三月「湯祈祷祭」(=道後温泉祭)の際も多くの人が集まりますが、その他の日はよく分かりませんでした。
湯神社
伊佐爾波神社も道後の観光ルートとして有名な場所ですが、その参道に湯神社の入り口は面していますので一緒に参拝するのがおすすめです。
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湯神社は「湯月大明神」と別称されることもあり、さらに4柱の神様を祀っていることから「四社大明神」と呼ばれることもあります。((「西宮」とも呼ばれる。伊佐爾波神社の西にあるため。))
景行天皇が皇后八坂入姫と共に道後温泉行幸の際、道後温泉を開いた大己貴命・少彦名命の二柱を祀り鷺谷の大禅寺の前(現在の松山市鷲谷町)に創建したと伝えられています。本来は温泉自体を祀る神社であったとも云われているようです。
その後舒明天皇行幸に際し勅命により社殿を再建。大永7(1527)年の地震で温泉が埋没した際、湯神社も大破したため、素盞嗚命と稲田姫命を祀る出雲崗神社境内(現在の冠山)に移され、いつしか合祀して四社大明神と呼ばれるようになりました。— 由緒 引用
湯神社は天災によって道後温泉の温泉が止まってしまった際、ここで祈祷することで復活したとの言い伝えがあります。
境内社・中嶋神社はお菓子の神様
中嶋神社に祀られているのは田道間守命です。製菓・柑橘の神様というのが不思議な感じもいたしますが、みかんはお菓子の原点とされているのだそうです。境内には橘(みかん)の木が生えています。
湯神社の御朱印
私は今回頂きませんでしたが、伊佐爾波神社でお願いすれば、湯神社の御朱印を書いていただけるとの情報を見つけました。
湯神社はほぼ無人なので、御朱印が気になる方は伊佐爾波神社で聞いてみると頂けるのかもしれないです。未確認ですみません。((古い情報なので不確実です。情報提供いただけたら嬉しいです。))
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